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女性記者不倫事件簿 第1号から第10号までの概要

本ブログでは、以前、「女性記者セクハラ被害事件簿」を20回にわたって連載した。その続編企画として、昨日まで「女性記者不倫事件簿」を連載し、10件の事案を紹介してきた。今回は総集編として、この10事例について概説する。各事例の詳細に関心があれば、リンク先の本文を読んでいただきたい。

 

「女性記者不倫事件簿」というタイトルだけを見て、下品で悪趣味な企画だという印象を受ける方々が多いと思うが、ブログ主は単なるゲセワな興味本位で本連載を続けてきた訳ではない。

 

本連載は、女性記者が当事者となった不倫事案の詳細な検討が、日本における男女間のミクロな権力関係やジャーナリズムの抱える構造的課題などを分析する上で重要な基礎資料になりうるのではないか、との基本的認識のもとに、不倫問題への警鐘と社会的啓発を目的としたものであることを強調しておきたい。

 

 

財務省エリート官僚と週刊誌女性記者が仲睦しく官僚の自宅から出入り度々の巻

女性記者不倫事件簿 第1号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/22/223500

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/23/235200

週刊現代』2007年1月27日号に「財務省エリート主計官と朝日新聞美人記者の不倫生活」という記事が掲載された。男性は、当時は国家予算を牛耳る主計官、現在、新国立競技場整備の責任者である内閣審議官を務める中川真氏。一方の女性は、「文春の四天王」との異名をもつ、やり手のジャーナリストで、当時はAERAの契約記者であった。二人は、不倫を否定しているが、彼女の部屋から二人が仲良く出入りするところが何度か確認されている。

 

宮崎県知事東国原英夫の自宅に日テレ新人女性記者がお泊り

女性記者不倫事件簿 第2号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/25/010600

2007年2月13日、宮崎県は東国原知事宅に、日本テレビの新人女性記者が21時頃に入室して11時間ばかり滞在し、退室したのは翌朝8時であった。日本テレビは、「国民の関心事である東国原知事の動向を詳細に伝えるべく、担当記者が熱心に取材を行ったものです。今回、取材については軽率のそしりをまぬがれない部分もあったと考えております」、「知事と食事した後、知事とは別の部屋で休んだ。(記者は)東京の本社と原稿のやりとりをしていた」とコメントを発表。

 

上田清司埼玉県知事は、かつて週刊誌女性記者と…

女性記者不倫事件簿 第3号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/26/005600

現在、全国知事会会長の要職につき、47都道府県知事のリーダーとして、地方分権地方財政など諸課題で国との交渉の前面にたつ上田清司埼玉県知事。上田知事が2003年8月に初当選した時には、清新なイメージの「改革派」として名をはせていたが、実は、その時期、週刊誌の専属記者として、芸能などを中心に取材していたに女性と不倫関係にあったことが『週刊文春』の記事で発覚したのだった。

 

テレビ東京女性記者とみずほCB頭取、密会用マンションで逢瀬を重ねる

女性記者不倫事件簿 第4号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/27/111000

リーマン・ショックのきっけとなったサブプライムローン関連の証券化ビジネスで、わが国でも一部金融機関が深刻な被害を受けていた。その一つ、みずほコーポレート銀行で、証券化ビジネスを推進した戦犯である齋藤宏頭取が、テレビ東京の日銀クラブ担当女性記者と不倫関係にあることが、写真週刊誌『フライデー』の激写で発覚した。二人が、路上でキスをするシーンや、密会用のマンションに出入りするハレンチな現場が紙面に大きく掲載された。

 

 

新聞社女性記者との不倫告発文書がばら撒かれた兵庫県警警視

女性記者不倫事件簿 第5号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/28/193000

2008年の暮れ、兵庫県警や在阪のマスコミ関係者に、県警の警視(50歳)と、さる新聞社の20代の女性記者との不倫を記載した告発文書が送付された。しかも、警視が不倫を認めたという手書きの「退職願」が、添えられていたのであった。『週刊新潮』の取材に対し、警視は、退職願は妻の知人に無理やりかかされたものと弁解した。結局、警視は県警の監察から事情聴取を受け、本部長から訓戒の処分も下った。

 

NHK若手女性記者と千葉県警警部補がラブホテルや温泉旅行をお楽しみ

女性記者不倫事件簿 第6号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/29/235736

千葉県警刑事部捜査二課長補佐の男性警部が、NHK入局3年目の独身若手女性記者と不倫関係にあることが発覚し、警部に戒告処分が下された。警部は、真面目な性格でスポーツマンタイプ、一方の女性記者は合コン大好きキャラ。二人は、県内のラブホテルに出入りしたり、群馬県まで温泉旅行に行ったりしていたようだ。

 

東京地検課長との不倫事案を通じて、NHK記者に不祥事が多発する核心的要因を考察

女性記者不倫事件簿 第7号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/30/221000

2016年の年明け早々、東京地検では、総務部の企画調査課長であるベテラン事務官(53歳)が2段階降格となった。表向きの処分理由はパワハラであったが、司法クラブに所属に在籍するNHK女性記者との「不適切な関係」が処分の真相のようである。女性記者は二回りほど若く、2年前の春に司法クラブに異動してきてから関係がスタート。課長の妻が、夫の所持品からNHKのタクシーチケットを見つけ、勤務先に報告したことから発覚した。

 

共同通信女性記者と男性公務員の場合

 女性記者不倫事件簿 第8号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/31/213000

2016年3月頃、福岡市で、共同通信の女性記者と取材先の男性公務員との間に不適切な関係があり、関係者間でトラブルが生じているとの情報が、『ニュースサイト ハンター』の編集部に飛び込んできた。公務員は、不倫は否定したが不適切な関係があったことを認め自ら辞職した。一方、女性記者は特段処分されることなく、福岡を離れ別の勤務地に異動となった。

 

ロサンゼルス市長とテレビ局記者の色恋物語

女性記者不倫事件簿 第9号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/06/01/234152

2005年から2013年までロサンゼルス市長を務めたビヤライゴーサ氏は、同市初のヒスパニック系市長であり、市長時代には数々の政策で業績をあげた全米でも有名な政治家だ。そんなビヤライゴーサ市長であるが、2007年6月に離婚を表明した。原因は、テレビ局の女性記者との不倫であった。交際は長期にわたっていた模様で、発覚後、記者は左遷の憂き目にあい、退職に追い込まれた。

 

米国CIA長官と女性ジャーナリストが愛人関係となり、国家機密が漏洩!?

 女性記者不倫事件簿 第10号

https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/06/02/222000

2011年9月にCIA長官に就任したペトレイアス氏は、2012年11月に突如辞職した。女性ジャーナリスト(軍事研究者)との不倫関係がFBIの捜査で発覚したことが原因だ。CIA長官就任前のペトレイアス氏は、アフガン駐留米軍の司令官であったが、女性ジャーナリストが2010年の1年間従軍取材中に関係が深まったようだ。彼女が、「恋のライバル」に脅迫メールを送ったことがきっかけで、FBIの捜査につながった。

 

 

【本ブログ内の関連記事】

・セクハラ、レイプ、不倫が頻発する女性記者という職業

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/04/23/012930

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第1号から第10号までの概要

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/08/194300

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第11号から第20号までの概要

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/20/204300

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第20号(SKE48須田亜香里も言及して話題となった事例)

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/19/120000

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第16号  

 高校野球強豪、常葉菊川の監督と選手が、朝日と毎日の女性記者にしでかしたこと

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/14/200200

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第6号

 加害者が自殺した二重に悲劇の事例①

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/03/173500

 

・女性記者セクハラ被害事件簿 第14号 

 加害者が自殺した二重に悲劇の事例②

 https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2018/05/12/203300